|
ハグロドリ科(ハグロドリか、学名 )は、鳥類スズメ目の科である。 ==系統と分類== ハグロドリ科は、従来タイランチョウ科 ・カザリドリ科 ・マイコドリ科 ・ トガリハシ科 に含まれていた属を集めた科である(系統図の ・・・)。 Prum and Lanyon (1989) は骨格から、現在の狭義のハグロドリ科(ただしハグロドリ属を除く)を単系統とみなし、ツグミマイコドリ群 と名づけた。Sibley & Ahlquist (1990) は、現在の狭義のハグロドリ科(ただしモズカザリドリ属・モンキタイランチョウ属を除く)をハグロドリ亜科 (科相当)とした。それらはツグミマイコドリ族 (ツグミマイコドリ属のみ)とハグロドリ族 (ハグロドリ属+カザリドリモドキ属+シロエリタイランチョウ)に分けられた。Prum ''et al.'' (2000) は、現在の狭義のハグロドリ科を、カザリドリ科内のハグロドリ亜科とした。 Ericson ''et al.'' (2006); Ohlson ''et al.'' (2007) は、独立したハグロドリ科を設置し、さらに、単型のトガリハシ科またはカザリドリ科に分類されていたトガリハシがこの姉妹群だとしてハグロドリ科に含めた。さらに Tello and Bates (2007)が単系統だとしていたキゴシハエトリ属+チビタイランチョウ属+オウギタイランチョウ属も、Ohlson ''et al.'' (2007) はハグロドリ科に含めた。トガリハシ科を残すこともあるがその場合は、これらの3属はトガリハシ科に移される〔IOC World Bird List 2.4: Flucatchers by Frank Gill, David Donsker and the IOC team〕。 (広義の)ハグロドリ科の姉妹群は、カザリドリ科もしくはタイランチョウ科〔のようである。 系統樹のハグロドリ内はToLより、ただしハグロドリ科の基底が3分岐となっているのをトガリハシ科が単系統となるよう変更した。タイランチョウ小目内は Tello ''et al.'' (2009)〔より。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハグロドリ科」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tityridae 」があります。 スポンサード リンク
|